犬のしつけと社会化

犬の成長にとってとても大切な時期と社会化について

社会化と犬のしつけには重要な関係性があります。

犬も人と同じように幼犬期、若い頃が大切です

人が幼稚園、小学校、中学校という義務教育で学力はもちろん友達や先生とあいさつしたり、遊んだり、礼儀や努力、忍耐などを学びますよね。

ワンちゃんも基本的なお勉強（お座り、伏せ、待て、おいで、ついて）はもちろん、ワンちゃん同士の挨拶や仕方、人間社会で生きる上のマナー（必要以上に噛まない、吠えない、お留守番など）を身につけていく必要があるのです。

犬の社会化期は生後1ヵ月～3ヵ月まで

好奇心旺盛なこの社会化期に、その子が経験するであろうあらゆるもの（人、犬、音、環境など）を楽しいイメージに慣れさせてあげることが必要なのです。

もし、この時期に社会化を怠ってしまうと、恐怖心から吠えてしまったり、攻撃してしまうワンちゃんになってしまう可能性が高くなってしまうのです。

かわいい子には旅をさせよと言いますが、この社会化期にお家の中にだけいる箱入り息子・娘にしてはいけません。

あっという間に過ぎる人生の中で最も可愛い時期が社会化期なのです。

飼い主さん、子犬を我が家に迎え入れたらあせって下さいね。

問題行動が現れる時期は？

社会化期が終わりに近づくと恐怖心が出てくるのと同じように色んな問題行動が出てきます。

今まで甘噛みだったのが本気噛みに、クーンクーン鳴きだったのが大きな声で吠えるようになるなど。

人でいう反抗期のようなものをイメージしてみて下さい。

どのワンちゃんにもあることですので心配することではありませんが、人の反抗期と違って年齢が高くなると落ち着くわけではないのです。

この時期に現れた困った行動をほっておくと、どんどん自信をつけてしまい、その困った行動を強化してしまいます。

問題行動をさせないためには、成功体験させないことが重要です。問題が出てきたら出来るだけ早く対処してあげるようにして行きましょう。

Q&A

今まで多かった飼い主さんからの質問に答えてみました。